和郷について

company

食の美味しさ、
食の楽しさを
届ける。

株式会社和郷は、食の美味しさと楽しさを届ける農業界のリーディングカンパニーです。
農産物の生産から加工と流通、そして食・農や地域に関わるコンサルティング事業まで行っています。
「食」と「農」の可能性を最大限に生かし、日本全国そして世界各地へ、美味しさや楽しさを届けます。

service

農業を
6次産業化する
ビジネスモデル

生産・流通・販売

和郷園や全国から調達した農産物を、量販店や生協などへ販売。産直、インショップ、広域流通まで幅広い販売ネットワークを持っています。

加工・商品開発

和郷では、カット野菜、業務用ミールキット野菜、冷凍野菜、乾燥野菜、フリーズドライなど、工場での加工も行っており、自社商品のほか、OEM商品も取り扱っています。
生産物のクオリティや規格は均一ではないため、市場に出回らない規格外野菜も活用されます。

日本式を取り入れた農産物の現地開発

和郷では、タイ王国にてOTENTO THAILANDを2007年度に設立。海外現地生産者と連携し、日本の栽培管理技術を取り入れ、安心・安全なバナナの生産、タイ国内での販売、日本への輸出販売を行っています。
この他、トマト栽培事業、宅配事業の展開を行っています。

point

01

農業者であること

生産のプロである和郷園と、それを活かす和郷

農産物の品質を守るのは、千葉県北総・東総地域に位置する約100軒の組合農家たち「和郷園」。和郷園では栽培品目毎に生産者と職員による部会を定期的に開催し、生産と販売の数量のすり合わせ、栽培基準の確認などを行なっています。圃場の土壌分析やそれに基づく施肥設計、生産物の硝酸窒素測定、糖度測定などを行い、科学的・客観的な判断材料を生産者に提供しています。また、生産者自らがいつでも生産履歴の情報開示ができるよう農薬・肥料等の使用履歴をデータベース化し、トレーサビリティ情報を管理しています。和郷園ブランドは、ものづくりの徹底した生産者のこだわりが基盤になっているのです。

02

食文化に寄り添った農業

農業生産管理基準の標準化

2004年、野菜農家として日本で第一号のEUREP GAP認証(現GLOBAL GAP)を取得しました。その後、日本の食文化・風土に合わせ、オリジナルの「和郷園生産管理指針」を整備することとなります。
この指針を広く一般に広めるため、和郷が中心となり、民間の力により特定NPO法人「GAP協会」の設立、その後、農林水産省参画により「一般財団法人日本GAP協会」が誕生し、日本発の国際規格であるJGAP/ASIAGAPの整備を行いました。

03

農業の6次産業化

6次産業化の先駆け

質の高い農産物の生産を担う「農事組合法人和郷園」と、生産された農産物に様々な付加価値を付けた流通を担う「株式会社和郷」が密接に連携し、草創期から6次産業化の事業モデルを構築・発展させてまいりました。そこには、契約栽培や規格外農産品の有効利用といった、6次産業化事業だからこそ実現できる取組みがあります。今後、少子高齢化や健康志向など、消費者ニーズがますます多様化・高度化していく中で、生産から加工・流通に至る全ての段階においてイノベーションを起こし、「食」に対する時代の要請に応えるべく常に変化・成長を続けてまいります。

04

ノウハウの
共有と拡大

先進的技術で新たな農業の可能性を追求する

和郷ではスマート農業・アグリテックの実現化について研究を行い、自ら実践の場を創出してきました。
▼植物の生命力を極限まで引き出す【太陽光利用型植物工場】
トマトの美味しさで重要なのは、太陽光の量、気温、水分量の3要素。この植物工場では日照量・気温・湿度を栽培に適した状態にコントロールし、わずかの水分しか与えずに極限状態を作る技術によって、より多くの糖分やアミノ酸を含んだトマトができます。作物が地面と直接接しないために虫や菌の混入が少なく、農薬の使用量を大幅に削減できます。
▼完全無農薬・365日安定生産を可能にする【人工光型植物工場】
土を使わず、太陽光も利用しない。この植物工場では、野菜栽培に適した環境を完全に人工的に作り出し、管理しています。天候による不作の心配もなく、効率的で計画的な生産を可能にします。野菜に含まれる細菌の量が少ないために日持ちが良く、より長い期間、品質が保たれます。また、農薬を使用しないため、より安全性の高い商品が提供できます。

concept

ENJOY!
AGRI
INNOVATION

農業を魅力ある産業に変え、次の世代へ。
食を通じて、豊かな未来を創造します。

和郷の描く未来

さらなる異業種連携

イノベーティブな事業創出のヒントは異業種連携にあると考えています。これまでも、金融や工業、IT業界など、一見すると農業とは全く関係のない業種の目線から農業の問題点を洗い出し解決に取り組んでいます。様々な事業アイディアを整理しながら様々な業界の人との情報交換を進めていきたいと思います。